珍名バス停、珍バス停 静岡県

名前やありようが気になるバス停の写真を集めていきます。
(このページの他にも、珍名バス停の立派なページはたくさんありますが、私はこんな風に写真が集まっているのを眺めるのが好きなので、我流で作り続けていきたいと思います。) バス停は変化が激しいので、もし実際に行かれる場合は最新情報をご確認ください。
バス停の名前の証拠として時刻表を引用している場合がありますが、時刻は変わっている可能性が高いですので、最新の時刻表を確認してください。
ver.20241112
都道府県 バス停名 市町村 写真 コメント
静岡県 恋人岬 伊豆市
GoogleStreetView
有名な観光地です。バス停の丸板がピンク色のハート型です(笑)。なお、このバス停から恋人岬までは、アップダウンの激しい遊歩道を15分ほど歩く必要がありますので(自家用車駐車場からも遠い)、カップルで行った際は「遠いー」「ダルいー」などど文句を言ってけんかなどしないようにご注意ください(笑)。
GoogleStreetView
静岡県 乙女峠 御殿場市
GoogleStreetView
『「おとめさん」と呼ばれていたこの娘は父の病の治癒を願い、この峠を越えて御殿場の地蔵堂へ百か日の願掛けに参拝し続け、最後には願いがかない父の身代わりとなってこの峠で亡くなった』というのが乙女峠の名前の由来だそうです。(Wikipedia)
GoogleStreetView
静岡県 かたつむり 伊豆市
GoogleStreetView
GoogleMapsで、バス停の後ろにある食事処が「ファーマーズヒル(旧かたつむり)」と表示されるので、以前のお店の名前からバス停を命名したと思われます。バス停の名前は変えていないんですね。
GoogleStreetView
静岡県 出合 伊豆市
GoogleStreetView
なかなかしぶい姿のバス停です。川が出合ったり、道が出合ったりする場所で時々見かける地名ですね。
GoogleStreetView
静岡県 集乳所入口(しゅうにゅうじょいりぐち) 伊豆市
GoogleStreetView
集乳所は、牧場のあるエリアにある、牛乳を集める場所のことだそうです。「集乳所」がつくバス停は、全国に少なくとも5つあるようです。
GoogleStreetView
静岡県 珍野(ちんの) 伊豆の国市
GoogleStreetView
「珍」が付くレアな珍名バス停です。由来は分かりませんでした…。
GoogleStreetView
静岡県 墹の上(ままのうえ) 伊豆の国市
GoogleStreetView
「墹」が付くレアなバス停です。今のところ、このバス停と、隣の「墹の上入口」バス停しか把握していません。「墹」(まま)は日本で作られた漢字で、「がけ。傾斜のある土地。」とのことです。
GoogleStreetView
静岡県 しろかに橋(しろかにばし) 松崎町
GoogleStreetView
左の写真の背景に写っている吊橋がしろかに橋です。不思議な名前ですね。由来は分かりませんでした…。
GoogleStreetView
静岡県 バサラ峠(ばさらとうげ) 下田市
GoogleStreetView
「ばさら」が付くバス停は全国でいくつかあります。近くに婆娑羅山があります。「婆沙羅山は、その昔弘法大師が婆沙羅三摩耶を修した霊場で仏法有縁の地として知られ、「婆沙羅山」の名もそれから出ています。婆沙羅山の中腹の寺壇という地に堂が建てられて、高野山の末寺であったといわれます。」(隣の、松崎町の公式ページ) バサラの語源関連ですが、「バサラ峠の由来は、サンスクリット語の「ヴァジラ(vajra)」という仏教用語に由来しています。ヴァジラは「金剛」とも呼ばれ、ダイヤモンドを意味します。漢字では「伐折羅」「跋闍羅」「婆娑羅」などと表記され、金剛や金剛杵と訳されます。」(GoogleAI)
GoogleStreetView
静岡県 まないた村(まないたむら) 御殿場市
GoogleStreetView
漢字で書くと「俎板村」とのこと。「まないた村」は、1193年に源頼朝が行なった「富士の巻狩」の食事の支度をおこなった場所と言われています(御殿場の魅力発掘隊)。
GoogleStreetView
静岡県 ネギトン橋(ねぎとんばし) 三島市
GoogleStreetView
ここも不思議な名前の橋です。由来は分かりませんでした…。
GoogleStreetView
静岡県 泓の川(ふけのかわ) 焼津市
GoogleStreetView
珍しい「泓」という字が使われています。「オウ/きよ(い)/ふか(い)/ふち」とのこと。意味は、「きよい。水が澄み切っているさま。/深い。水が深いさま。/ふち。水の深いところ。」。泓の川という川があるそうです。由来は分かりませんでした…。漢字の意味から想像するのがよさそうです。
GoogleStreetView
静岡県 にじの今泉小前 富士市
GoogleStreetView
「にじの」は不思議な言葉ですね。由来は分かりませんでした…。
GoogleStreetView
静岡県 まかいの牧場(まかいのぼくじょう) 富士宮市
GoogleStreetView
「魔界の牧場」を想像した私は異世界小説の読み過ぎかも知れません(笑)。馬飼野(まかいの)さんがオーナーの牧場でした。この珍しい名字には歴史があって、「源頼朝が家来に朝霧高原での軍馬育成を命じて、「馬飼野(まかいの)」の姓を授けたといわれています。「馬を飼う野はらで」という意味が込められていたようです。オーナーの「馬飼野」さんはその家来の子孫との事で、現在は朝霧高原の牧場型観光施設の経営に携わっています。」(富士山観光情報)
GoogleStreetView
静岡県 舞台(ぶたい) 静岡市
GoogleStreetView
傾き具合がなかなかしぶいです。由来は分かりませんでした…。全国には少なくとも3箇所の「舞台」バス停があります。
GoogleStreetView
静岡県 曲金静岡視覚特別支援学校静鉄不動産静岡南店前 静岡市
Wikipedia
有名な珍名バス停(長い名前)です。漢字22文字、読みでは43文字(まがりかねしずおかしかくとくべつしえんがっこうしずてつふどうさんしずおかみなみてんまえ)。
GoogleStreetViewでは、文字が小さいので全く読めませんが、文字の数の多さは伝わります。
静岡県 水落町もくせい会館入口常葉大学水落キャンパス前 静岡市
GoogleStreetView
こちらもなかなかの長さです。漢字かな混じりだとこちらのほうが長くて23文字、読みでは41文字(みずおちちょうもくせいかいかんいりぐちとこはだいがくしずおかみずおちきゃんぱすまえ)。Googleでは「水落町もくせい会館入口」で終わっていますが、Navitimeでは漢字かな混じり23文字がきっちり表示されるので、そちらを採用します。
GoogleStreetView
静岡県 丸子二丁目(まりこにちょうめ) 静岡市
GoogleStreetView
「丸子」と書いて「まりこ」なので、読みが「まりこ2丁目」となってちょっと可愛い印象になると思います。他にも「丸子(まりこ)」が付くバス停がいくつかあります。
GoogleStreetView
静岡県 鍵穴(かぎあな) 静岡市
GoogleStreetView
「名馬摺墨の使者が地内に旅宿し,不用となった家の鍵を捨てたところを鍵穴と称したことにちなむという(清沢村誌)」(清沢村誌)。名馬摺墨は梶原景季(鎌倉時代初期の武将)の愛馬とのことです。
GoogleStreetView
静岡県 きのこ団地(きのこだんち) 藤枝市
GoogleStreetView
きのこに団地があるとは(笑)。干ししいたけの工場が集まっていたのでした。
GoogleStreetView
静岡県 美人ヶ谷(びじがや) 掛川市
GoogleStreetView
「ビンゼガ谷」(耳の上の毛がはげていること、山のはげたところがあったため)が転じて「 美人ヶ谷(びじがや)」になったのではないかという説があります。徳川家康の妻、於愛ノ方(2023年大河ドラマ「どうする家康」では広瀬アリスさんが演じた)の出身地だから「美人ヶ谷」になったという説は、昔の地元の方のこじつけなのだそうです。美人ヶ谷城もあったとのこと。
GoogleStreetView
静岡県 三鋼仮設資材置場裏付近 掛川市
GoogleStreetView
「三鋼仮設」という会社の、「資材置場」の「裏」の「付近」で、倉庫に壁付けという、かなりしぶいバス停です。
GoogleStreetView
静岡県 女神(めかみ) 牧之原市
GoogleStreetView
「めがみ」ではなく「めかみ」と読むそうです。女神山、女神社があるとのことです。
GoogleStreetView
静岡県 鬼女新田(きじょしんでん?) 牧之原市
GoogleStreetView
「女神」の次は「鬼女」です。バス路線名が「鬼女・菅山線」です。鬼女新田(きじょしんでん)が住所になっています。「近世のはじめ、気丈な老婆が検知役人のさお入れ(測量)を拒んだ伝説によるとされる」(市公式ページ)。他に、鬼女宮前、鬼女中原バス停があります。
GoogleStreetView
静岡県 湖東東(ことうひがし) 浜松市
GoogleStreetView
「東」の字が2つ続くレアなバス停です。
GoogleStreetView
静岡県 芋掘(いもほり) 浜松市
GoogleStreetView
芋掘の由来を調べましたが分かりませんでした…。なお、GoogleMapsで「閉業」と書かれていますが、2024年現在浜松市のホームページには路線も芋掘バス停も記載されています。
GoogleStreetView
静岡県 狸坂(たぬきざか) 浜松市
GoogleStreetView
狸坂は住所ではなく、字名が狸谷となっているそうです。以前は小さな獣が住む山で、狸がよく出たと言われるそうです。
GoogleStreetView
静岡県 ぬえしろ 浜松市
GoogleStreetView
妖怪「鵺」(ぬえ)に関連する唯一のバス停と思われます。漢字では「鵺代」で住所になっています。「妖怪「鵺」の体が落ちてきたことに由来」(GoogleAI)。この地域に残る「鵺代(ぬえしろ)」「尾奈(おな)」「羽平(はねひら)」「胴崎(どうさき)」という地名は、鵺の体が落ちてきたことに由来するのだそうです。
GoogleStreetView
静岡県 貝まぐり(かいまぐり) 浜松市
GoogleStreetView
とても変わった語感ですね。はっきりとした由来はわからないようです…。
GoogleStreetView
静岡県 釣(つり) 浜松市
GoogleStreetView
大字釣があるとのこと。昔は釣村だったそうです。近くに大きな川はありませんし、浜名湖にも接していません。はっきりとした由来はわからないようです…。
GoogleStreetView
静岡県 小豆餅(あずきもち) 浜松市
GoogleStreetView
公的住所になっています。Wikipediaでは「徳川家康が三方ヶ原の戦いで武田信玄の軍に敗れた際、敗走の途中でこの近辺の茶屋で小豆餅を食べたとする伝説に由来する。…が後世の創作である可能性が高く、他の説では三方ヶ原の戦いでの死者を弔うためこの地に餅を供える習慣が続いたことが地名の由来である」と、2説が併記されています。
GoogleStreetView
静岡県 銭取(ぜにとり) 浜松市
GoogleStreetView
上記の、家康が茶屋で小豆餅を食べたという説の続きです。「逸話にはさらに続きがある。家康が小豆餅を食べている時に武田軍が追ってきたため、家康は代金を払わずに馬に乗って逃げた。しかし茶屋の老婆が走って家康を追いかけ、やっと追いついて家康に代金を支払わせた。この老婆が家康に追いついたところが「銭取」という地名として残った」(Wikipedia)。上記の小豆餅から約6Km離れているそうです。現在は公的住所ではありません。
GoogleStreetView
静岡県 ゆう・おおひとみ中(ゆうおおひとみなか) 浜松市
GoogleStreetView
全体として不思議な語感のバス停だと思います。「大人見町」が公的住所になっています。「遠江国風土記伝によると、「大人者首(おおひとは おびと)」…大人(おとひと)は首(おびと)で、これは古代人の姓でこれが地名となったといわれる」(Wikipedia)。「ゆう」の由来が分かりませんでした…。
GoogleStreetView
静岡県 月(廃止) 浜松市
GoogleStreetView(2021)

GoogleStreetView
「月まで○Km」という道路標識で知られる月集落ですが、バス停は天竜川の対岸にあって探すのに苦労しました。「近くにあった船着場から渡船が発着していた頃は1日十数人の利用があったといわれる」とのこと。2022年9月をもってバス路線と月バス停は廃止されたとのことで残念(なお愛知県の「月」バス停は健在です)。下記のリンクで表示されるストビュは2021年のものです。
「月」集落の由来は、「南北朝の昔楠氏に使えた源氏の一族…落ちのびた屋敷跡」「楠正成の心の清らかさこそ中空にかかる月のようである。吾等の心の在り方を地名にのこそうと村の名を月とつけたという」(月集落の由来碑)。
同じ碑には別の説として「今はわずか十二人の半釣(はんきん)であるがやがて満月のように発展することを願って月とつけたともいわれている」もあるとのこと。更に他説もあるそうです。
GoogleStreetView(2021)
左下の写真は、有名な「月まで3Km」の道路標識です。こちらは健在。GoogleStreetView

他の都道府県

北海道 青森県 岩手県 宮城県 秋田県 山形県 福島県 茨城県
栃木県 群馬県 埼玉県 千葉県 東京都 神奈川県 新潟県 富山県
石川県 福井県 山梨県 長野県 岐阜県 静岡県 愛知県 三重県
滋賀県 京都府 大阪府 兵庫県 奈良県 和歌山県 鳥取県 島根県
岡山県 広島県 山口県 徳島県 香川県 愛媛県 高知県 福岡県
佐賀県 長崎県 熊本県 大分県 宮崎県 鹿児島県 沖縄県
トップページに戻る
Copyright(C) 2023-2024 @hanaoibito on X(旧twitter)